2020年08月18日

記憶欠落

転勤で引っ越す際に「また戻ってきたらお世話になります」
と言った患者さんが埼玉に帰ってきて、10年ぶりに診察へいらした。
私は何十年前の普通の出来事をいつまで経っても覚えていることがある。
「〇〇へ引っ越されて、あの時こうおっしゃったの、覚えてました」
大変驚いてた、逆だったらそりゃ驚くわ。
ちなみに奥様は苦労されたのか、だいぶ顔が老けたなぁと…。

一方20年以上前の話だが、郵便局時代の最後の年に入ってきた後輩の顔と名前がどうしても
出てこない。1人ではない、6人全員が。
ものすごいストレスがかかってた年だったから、本当に必要な記憶しか残らないように
できているらしい。
リハビリに思い出すようにしているのだが、やっぱりどうしても思い出せない。
『本当に必要な記憶』
特にあの年はいらない記憶しかないのだが。こっちを消したいくらいなのに。
posted by アパート管理人 at 21:20| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする