何がきっかけか忘れたが、主人が思い出した話。
「そういやお義父さんには結納(の代わりの食事会)まで(私が)郵便局を辞めたこと内緒
だったよね」
あ、そうだった!!もう何年も忘れてた!
さすがに結婚が決まって母から父に報告したそうだが、退職後の3年半、父にとって私は
就職氷河期・不景気の世の中、公務員(当時)として先見の明を持って働いている自慢の娘・
と勘違いしていたに違いない(??)
「お義父さんと生前あまり会話したことがなかったから、したかったな」
と主人は言う。父は主人が結婚の挨拶に来た時家の中を12時間逃げきり、夜10時に母に
首根っこを摑まえられるような形でようやく同じ席に。
この時母と私は、父と主人をわざと部屋に2人きりにさせた。
どんな会話をしたのかというと…教えてくれない。
「困ったよ💦お互い何話せばいいのかわからなくて」
会話が成り立たなかったらしい。
そんな父が亡くなったのは3年前の今日。
今でも笑い話だが、姉から職場への一報は電話でなくメールで
「お父さんが〇〇病院で心臓マッサージなう。」
何で電話してこなかったのかと聞くと、焦ってたらしい。その割に何て緊迫感のない文章w
あの日十数年ぶりに父も含めて家族6人勢ぞろいして、嬉しかった。
6人だけで初めて撮った写真が父の葬儀だなんて…。