心肺蘇生に心臓マッサージやAEDが有効だ・というのは皆さんご存知だろうが、では心臓
マッサージはどんなリズムで・何秒に何回・と言われると「?」という方が多いのでは。
そういう私も20年以上前に日赤で救急救命員講習(当時)をみっちり受けたにもかかわらず、
一秒に1回だった…ような…
圧迫するのは剣状突起から指何本上だったかもあやふや。まずい、あとで復習しよう。
あの頃はAEDは世間では無名だったから、講習には盛り込まれず
「ほかのことは忘れていいから、心臓マッサージだけは忘れずに覚えて帰れ」
と言われたことは今でも覚えている。
さて、その心臓マッサージだが「アンパンマンのマーチ」や「水戸黄門」がちょうどいい
リズムだそうだ。1分あたり100~120回のペースで。
人の生死がかかわっているときに
「♪人生楽ありゃ苦もあるさ」
なんて歌いながら心臓マッサージなんて口に出して歌う余裕などないので、周りの方が
歌ってあげてください(!?)
余談だが、私の父は病院の待合室で椅子に座っている際に心肺停止になっており、通り
かかったドクターが気づいて蘇生開始。
姉からの連絡はメールで、職場に電話という選択肢は思いうかばなかった・というが
そのわりに「お父さんが〇〇病院にいる間に急変して、心臓マッサージなう。」
何とも緊迫感のない文面で…(苦笑)未だに我が家では笑いの種になっている。