昨日の夜。報道番組での三春滝桜の中継の中で白河小峰城の話になり桜だから「おとめ桜
(小峰城の石垣を作る際、人柱になった女性の供養に植えられた桜)」の話かと思いきや
『震災で崩れた石垣の修復が終わり、明日修復完了宣言を出す』
おおっ!!良かった!!このニュースは、小さいけど今朝の埼玉新聞にも掲載された。
写真をもとに石を元の位置に戻す、ないものは再現する、石1個ずつカルテを作るという
気の遠くなる作業。熊本城の再建にもこのやり方が使われているそうだ。
年数回修復作業を公開していて、私は一度行ったことがありセメントを使わず江戸時代と
同じく小石を敷き詰める際、石にメッセージを書いて敷いてください・ということで、
「もう地震が起こらず、石垣が崩れませんように」
と願いを書いた。
白河にある母校の校歌の冒頭は
「礎(いしずえ)固き わが白河の」
初めて聞いた時から、この歌詞の礎は地盤の固さではなく、小峰城の石垣のことを指して
いるのだと、私はかたくなに信じている。