先日も書いたが震災の話で盛り上がり(?)私の知らなかった話や弟の先輩の家の話など。
<当日の実家>
・鉄製の外階段が浮いてた
・大きな揺れで外に逃げ、その後店舗のガラスがすべて目の前で割れた
・水道が一週間出ず、お向かいの家の井戸水を頂いてた。もちろん風呂はその間入れず
・「ハシビロコウ」父はいつものようにこたつに寝たまま逃げることもなく、父の頭上に
ロッカーがあるのだが、普段から「あのロッカーは地震が来たら倒れるよね」と言って
いたそうだが、ロッカーは動いていなかった
<弟の大学の先輩のご実家>
浪江町にあり海に近く(徒歩10分くらい)一度遊びに行ったことがあるそうでGoogleで
見たら…家はもちろん、周りも何もなかった
3.11を目前にしたある日の職場での雑談で、皆地震の揺れは経験したが被災したのではない
ので、ピンと来ないという。直に話を聞く機会もない。
先日の私もそうだが、メディアで見聞きするのと体験した人の話を直に聞くのとは話の
浸透度が全然違う。
そういうのでも、語り部ってつらいこともあるだろうけど、とてもありがたい存在なのでは
とつくづく思った。
終戦記念日が近づくと毎年思うのは、戦没慰霊祭がいつかは戦争を体験したことがない人
だけで執り行われる時代が来ると、気持ちのこもらない薄っぺらい形だけの式典になって
しまう、やがてなくなってしまうのだろうかと。