節目ということもあり、最近新聞TVで特集やサッカーではチャリティーマッチなど、各種
メディアに取り上げられることが多くなった。もうそんなになったのか、と驚いてる今日
この頃。
当時私は郵便局員で、当時の勤務先ではFM-TOKYO(もしくはJ-WAVE)を流していたのだが
朝TVを見ない習慣(現在も変わらない)のせいで大地震が起きていたことを知らず
「日本のどこかで大変なことが起きたらしい」
というのはラジオの状況から薄々感じていたが、誰もそのことに触れることなく昼休みに
TVで惨状を見て何が起こったのかを知った。
空襲にやられたかのような焼けた街、倒れた高速道路、壊れた・倒れた建物
これが神戸か、本当に日本なのかと…
気づいたら義援金の受付や支援物資の受付など、とにかく目が回るような毎日がしばらく
続いたのを覚えている。
そしてまさか16年後に自分の実家が大地震で被災するなど、考えてもいなかった。
「原発は災害が起きても、24時間の監視体制で見張っているので安心です」
とTVCMで既に幼い頃に擦り込まれていた。
阪神大震災は風化されてるな、と最近の特集を見ながら思う。
例年は1月17日にやや大き目に取り上げられること程度のような。
今年は20年ということもあって、各メディアで特集をすることも多くなったが、5年に1回
でもいいから、このように取り上げてくれればいいのに。
同じ年に起きた「サリン事件」も、今の若い子はこの事件を知らない子が多いっていうし。
「地下鉄に毒ガス撒いた人がいるんだって、ひどいことをする人がいるもんだね」と
貯金窓口にいた私はお客様から教えていただいて事件を知ったのだった。
この半月後の誕生日に私は転勤の内示が出て…転落人生?の始まりで。
私にとってもこの年は重大事件の年だった。