2014年12月01日
指輪
このブログでお世話になってる「269g」のページ。
今記事を書こうとするともれなく「ブルガリ」の広告ページがついてくる。
私の結婚指輪は、義妹が結婚前に働いていたアクセサリー工房で作っていただいた。
制作の打ち合わせの時の話は今でも覚えている。主役?の私が入る隙なし。
主人とオーナーが知り合いで、2人でどんどん話を進めていく。
あまりアクセサリーに興味はないからまあいいが、私が想像していたのはいわゆる
「かまぼこ型」というもので、私の好きな青系の、アクアマリンがいいな、
一個内側に埋め込んで~、表は石なしで~、というのを想像(希望)していた。
白い紙に大まかなデザインをメモしていってるのだが、甲型とかかまぼこ型とか環の部分の
話が全くない。あったのは素材(プラチナ)ぐらい。
デザイン画は立体的でなく正面から見たのが描かれている。
「石はダイアモンドで(主人)」 私の誕生石(4月)だからいいでしょう。
「個数は」1個でいいと言ったら「1個じゃ淋しすぎる」と2人で揃って言い
「じゃあ3個」と言ったら「高くないからもっとつけろ」と2人で揃って言い、結局5個に
なった。
そこで先ほどの「内側にアクアマリン」とお願いしたら「あれは宝石業界の陰謀で
『サムシングフォー』のつもりでそうさせるのが流行っている。やめとけやめとけ」
と却下されてしまった。
最後に出会った日と結婚記念日を刻印していただくことを決めて終了。
ちなみに主人のは同デザインで石1個・私が最初にリクエストしたもの。
結婚式が終わったらとっととはずしてしまい、帰宅後は電話の脇に置いてあった。
やがて出来上がったのを見てびっくり!甲型でもかまぼこ型でもなく何ていうのか
「101回目のプロポーズ」で浅野温子が工事現場で拾ったボルトを結婚指輪にする有名な
シーンを速攻で連想してしまった。
もちろんボルト型の指輪ではなく、このブルガリの写真にある形と一緒なのだ。
でも…はめてびっくり。全然ゴツくない。
真ん中に溝があってそこに石を入れてるところとか、デザインはこれから波及したものと
思われる。
今では世界に一点物だしとても気に入っている。ちなみに主人はこの時の衝撃をいまだに
知らない。